本研究は、帝京大学の倫理委員会の審査を受け、関連の研究倫理指針に従って実施します。
研究期間:2019年10月17日~ 2026年3月31日
〔 研究課題 〕
胃内視鏡検診の有効性評価に関する比較対照試験
〔 研究目的 〕
2016年から、胃がん検診の新たな方法として胃内視鏡検診が厚労省指針に追加された。新たな検診システムの構築するため、胃内視鏡検診の有効性を確固たるものとするためのコホート研究を行う。
〔 研究意義 〕
胃内視鏡検診の科学的根拠は観察研究が主であることから、その根拠は脆弱である。今後、全国に胃内視鏡検診を展開するために、その根拠を確固たるものとする必要がある。
〔 対象・研究方法 〕
20012~2016年度に満61歳であり、2年間受診歴のないものに新潟市の胃内視鏡検診の定期勧奨を行いう、研究検診参加群とする。同年代の研究検診非参加群、2008~2011年度に満61歳で同年直近2年間の胃がん検診受診歴のないものを対照群とする。研究検診非参加群と、対照群と比較した研究検診群の胃がん罹患率、胃がん死亡率、全死因死亡率の相対リスクを算出する。
〔 研究機関名 〕
帝京大学医学部看護学科・新潟市医師会
〔 個人情報の取り扱い 〕
解析に用いるためのデータは、照合が完了した時点で匿名化を行う。照合作業は新潟市医師会内視鏡検診研究事務局で行い、個人情報付きデータ(氏名、電話番号などの連絡先、住所については番地なし、生年月日については生年月までに限定するなど)は同室からは持ち出さない。なお、匿名化は連結可能とし、各地域の対応表は新潟市医師会内視鏡検診研究事務局で保管する。
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